静岡市の矯正歯科で保険適用可能なこともある!適用の条件とは

矯正治療における保険適用の条件

原則的に医療保険は、怪我や病気の治療と認められた場合に限り適用されます。矯正治療も機能回復や噛み合わせの異常を治療するので該当するように思われますが、ほとんどのパターンでは保険が適用されません。

矯正治療は歯並びの改善、つまり審美性の改善が目的と判断されているため、保険が適用されないのです。同じ理由で、審美歯科も基本的に保険適用外になります。ただし、顎変形症の治療や埋伏歯開窓術が必要な外科手術の場合、例外的に保険の適用が可能です。

保険が使える治療法とその範囲

矯正治療で保険が適用されるケースは限られており、原則的に外科手術が必要になる歯や骨の異常を治す場合に限定されます。主に先天性の歯や骨の異常による不正咬合、前歯が3本以上失われおり、埋伏歯開窓術が必要と判断された場合、顎変形症の治療の3つが保険適用範囲です。

矯正治療はほとんどが自由診療なので、基本的には自己負担となります。逆に治療後の定期検診の場合、保険適用となるケースが多いです。費用はクリニックごとに異なるので、事前に治療費の確認と見積もりは必ず行いましょう。

保険利用時の手続きと注意点

実施した矯正治療が保険適用の場合、受診時に国民健康保険証を提示すれば負担割合に応じて治療費が減額されます。受診する際は、忘れずに必ず保険証を持っていきましょう。保険証を忘れると保険適用がされず、全額自己負担になるのでご注意ください。

仮に保険証を忘れた場合でも、必要書類で手続きをすれば立替払いが可能です。各地域の役所で療養費支給申請書をもらい、記入した書類、保険証、領収書など治療費を証明する書類を管轄の協会けんぽに提出すれば、後ほど治療費が払い戻しされます。

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