静岡市でリテーナーが重要な矯正歯科!矯正後の維持とケアのポイント
リテーナーの役割と種類を学ぼう
リテーナーとは、矯正治療後に歯列を整えた歯が後戻りしないための装置です。矯正治療後は歯を安定させるための保定期間があり、その期間中に噛み合わせを保定させるために装着します。リテーナーにはさまざまな種類があり、矯正装置のように固定式と着脱式の2種類があります。
歯列全体を締め付ける床装置のようにワイヤー型、着脱式のプレート型やマウスピース型などがあり、歯の裏側に装着して保定期間が終わるまで取り外せないワイヤー型が一般的です。
器具の使用方法とスケジュール管理
リテーナーは種類によって器具を装着する時間が異なり、取り外しできない固定型以外は日中や就寝時など限定して使用時間を選ぶことが可能です。原則的にリテーナーは保定期間が終わるまで装着し、保定期間は矯正治療にかけた期間と同等とされています。
整えた歯が後戻りしないように定期的なリテーナーの洗浄やメンテナンスが必要で、口内のクリーニングや歯列チェックのための通院も必要です。リテーナーは長期間使用するため経年劣化することもあり、普段はケースに入れて保管します。
リテーナーを使った矯正後のトラブル予防
矯正治療後でよくあるトラブルが、整えた歯列が元に戻ってしまう後戻りです。着脱式は自由に取り外しできるため、保定期間に後戻りしてしまうリスクがあり、リテーナーを再装着できなくなる場合があります。
無理にリテーナーを装着しようとすると痛みを感じたり、装置の破損や歯を傷つけたりするおそれがあるため、後戻りをした場合は早急に矯正歯科に相談しましょう。基本的に食事や歯磨きのとき以外は装着をするように心がけ、固定式の場合はリテーナーに付着した汚れを残さないように清潔に保つことが大切です。