静岡市で矯正治療を受けよう！ブラケット矯正とそのケア方法

2024/07/24

ブラケット矯正とは

ブラケット矯正とは、歯科矯正で歯の表面に固定させる矯正器具を用いた矯正治療です。従来の矯正治療はブラケットを歯の表面に一つずつ固定し、それぞれの装置をワイヤーでつなげて歯に力を加えて歯列を矯正します。

ワイヤー矯正とも呼ばれており、ブラケットで固定された歯にワイヤーの弾性やしなりを利用し手力を加え、歯列を整えるのが従来の矯正治療です。矯正治療では最も歴史のある方法で、さまざまな症状にも対応できる幅の広さが特徴と言えるでしょう。

ブラケット矯正には、主に表側矯正、裏側矯正、ハーフリンガル矯正の3種類に分けられます。表側と裏側矯正は、その名の通り歯の表側と裏側にブラケットを装着する治療方法です。対してハーフリンガル矯正は、上の歯は裏側に、舌の歯は表側に装着する表側と裏側のメリットを組み合わせた治療方法です。

クリニックによって呼び名が異なる場合がありますが、基本的にブラケット矯正はこの3つに分類されます。また、ブラケットは金属素材を用いますが、近年はセラミックやプラスチックを使用するケースも増えています。

ブラケットは歯科用接着剤で歯の表面に固定しているため、長期間治療していると装置が外れる場合があります。もしも矯正装置が外れてしまった場合、自分で対処せず早急に矯正歯科に連絡をしましょう。

ブラケット矯正が外れた場合の応急処置として、自分で対処できるケースもあります。外れたのがブラケットの場合、矯正歯科で渡される矯正用ワックスを使って一時的に取り付けましょう。ワイヤーが外れた場合も同様で、切断されている場合は歯や口内を傷つけないようにワックスで保護するか短く切るなどの方法があります。